不動産リースバックは最近登場した新しいビジネススタイルです。今回は、そんな不動産リースバックを利用した方の実例を挙げて評判を紹介していきます。
不動産リースバックを利用した方の実例
住宅ローンとクレジットカードの返済があるにも関わらず失業をしてしまい、これら支払が困難となってしまいました。そのため、任意売却を検討し一刻も早く現金がほしかったのですが、4,000万円の査定額では中々買手がつかず、不動産リースバックを選択しました。A社の査定額は3,000万円と最初の査定額よりも1,000万円の値引きをされてしまいます。とはいえ、任意売却をすることができないのであれば、競売になってしまい、競売になったらさらに安い価格で自宅が売却されてしまうので、3,000万円で手を打ちました。逆にいえば1,000万円の値下げだけで済んだと考えることができるでしょう。
金銭的な利点
支払が負担にならないシステム
不動産リースバックには、支払が負担にならないシステムがあるそうです。リース料はリース契約を結んでいる以上は支払い続けなければなりませんが、その費用は買い取り代金の10%となります。しかし、この方は、買い取り代金を分割にして支払ってもらうことで、毎月のリース料金の負担を軽減させるという方法を選択しました。通常は、現金一括払いなのですが、交渉により可能です。
もちろんですが、預けている2,000万円も分割で受け取ることが可能であり、これはA社との相談にて決めるそうです。また、賃貸物件に住んでいることになりますので、毎年支払っていた固定資産税15万円の支払いをする必要がなくなります。これらのことから、今までよりも安く自宅に住み続けることが可能です。
敷金・礼金・共益費なし
そのため、住宅に関してのお金の流れというのが極めてスムーズになりますので、利用して損はなかったみたいです。
まとめ
不動産リースバックを住宅ローンとクレジットカードなどの返済に困り利用した方の実例を挙げて紹介をしました。実際に利用した方の感想としては、現金がすぐに手元に入り、売却金額10%がリース料金としてかかるも、保証金として業者に預けていれば、実際に手元へ渡った額の10%がリース料金になり、お得に利用することができました。そして、年間15万円ほど発生していた固定資産税も支払う必要もなくなり、リース契約の更新料もかからず、敷金、礼金、共益費も必要ないので、家にかかわるお金の流れの透明化につながったというものです。