不動産リースバックを周囲の人にばれずに進めることは可能か?

不動産リースバックをする場合、周囲の人に不動産リースバックを利用していることはばれたくはないものです。そのため、不動産リースバックを利用しているのか周囲の人にばれないか今回は紹介をしていきます。

不動産リースバックと任意売却

不動産リースバックは任意売却として利用することができます。通常の任意売却の場合は新しい住居者のために家を出ていく必要があります。また、住宅の販売活動の一環で住宅の内覧会をしますので、住宅ローンが払えず任意売却をするということまではわからないにしても、住宅を売却するという事実は周囲の人間にばれてしまいます。その中から敏い人であれば、住宅ローンが支払えずに任意売却をするのよ、と気づいてしまう人も出てくるでしょう。そのため、普通の任意売却では競売よりもプライバシー面の安全性は高いといえますが、周囲の人にばれずに進めるということは不可能です。住む人も異なるわけですから。

一方、不動産リースバックを利用すれば、自宅の所有権のみを譲渡して、譲渡と同時にリース契約を結びます。そうしたら、そのままリース料金を支払わなければなりませんが、自宅に住み続けることができます。不動産リースバックを利用したという事実は、まず周囲にばれるということはありません。いつもどおりの生活を送っている姿から、不動産リースバックを利用したなと気が付く人はもはや勘が鋭いというレベルではありません。

ただし、不動産リースバックを利用することができるのは、アンダーローン状態のときです。アンダーローンとは、住宅の所有権を不動産業者へ売却して得た金銭で住宅ローンが完済できる状態です。しかし、逆のオーバーローン状態のときは抵当権等の関係で債権者が不動産リースバックの利用の反対をすることが予想されます。そのため、オーバーローン状態で抵当権等を取り外しができない住宅については普通の任意売却をするしか道はありません。

不動産リースバックの不動産業者も秘密厳守

不動産リースバックをするためには、住宅の査定をしなければなりません。そのため、ご近所の方に不動産の評価にかかる周辺環境などについて聞くことはあっても、特別な事情がない限り、依頼主の個別の事情について聞いて回るということはしません。

不動産リースバックの利用を検討しているということは、それぞれに事情があることであり、個人情報の取り扱いについては、プライバシーポリシーに基づき細心の注意を払い管理をしています。

まとめ

不動産リースバックを利用する場合、利用者には様々な事情があると思われます。そのため、周囲になるべくは気づかれずに不動産リースバックを済ませたいと考えるのが一般的です。不動産リースバックの業者もそのような事情は重々に招致していますので、利用者のプライバシーに関する情報管理は極めて徹底的におこなわれていますので、不動産リースバックに成功した場合、不動産リースバックを利用している事実を周囲の人にばれるという心配はまずありえません。

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