【元不動産リースバック業者が教える】不動産リースバック業者の選び方

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「不動産リースバック業者ってどうやって選べば良いの?」
「優良な不動産リースバック業者を見極める方法はありますか?」
「不動産リースバック業者をどこにすればよいか、迷っています。」

不動産リースバック業者を比較検討するときに、何をポイントにして選ぶのが良いのでしょうか?元不動産リースバック業者が「不動産リースバック業者の選び方」を丁寧に解説します。

優良な不動産リースバック業者とは?

まずは

「どのような不動産リースバック業者が「優良」と呼べるのか?」

から考えていく必要があります。

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あなたは、持ち家(マイホーム・マイハウス)で、不動産リースバックをするときに何を重視しますか?

当サイトが行った「不動産リースバック」に関するアンケート調査では

不動産リースバック業者を選ぶ際に重視したポイントを教えてください。

業者選びで重視したポイント 回答数 割合(%)
買取額の高さ 62 39.5%
家賃の安さ 60 38.2%
事務手数料の安さ 47 29.9%
担当者の対応の良さ 35 22.3%
不動産リースバック業者の信頼性(実績・知名度) 28 17.8%
保証人なし(第三者の保証人なし) 17 10.8%
売却までのスピードが早い 15 9.6%
申込手順がわかりやすい 14 8.9%
店舗で相談できる 12 7.6%
知人・友人からの紹介 11 7.0%
不動産会社からの紹介 11 7.0%
審査が通りやすい 10 6.4%
CMや大手企業で知名度があり、安心感があった 10 6.4%
セキュリティや情報保護に力を入れている 10 6.4%
契約後のアフターフォロー 10 6.4%
賃貸借期間を自由に設定できる 8 5.1%
パソコン・スマホからの申込み手続きが簡単 8 5.1%
保有している物件の種類に対応している 7 4.5%
敷金を積み増して、家賃を下げるサービスがある 6 3.8%
その他 5 3.2%
見守りサービスがある 4 2.5%
SNSや比較サイト等での評価 4 2.5%

という結果が出ています。

アンケートの上位に来た「買取額の高さ」「家賃の安さ」「事務手数料の安さ」というのは、すべて「お金」に関するものです。

つまり、

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  • 高く売れて(高額な資金を調達できて)
  • 毎月支払うリース料(家賃)が安くて
  • 事務手数料(諸費用)も安い

不動産リースバック業者が良い

と、考えている方が多いということです。

優良な不動産リースバック業者 = 利用者の金銭的メリットの大きい不動産リースバック業者

と言えるのです。

利用者の金銭的メリットの大きい不動産リースバック業者って、どんな業者?

不動産リースバック業者は大きく分けて3つに分類されます。

  1. 上場企業などの大企業が自社で資金を用意して、リースバックを行うタイプ
  2. 中小規模の不動産業者が投資家から資金を集めて、リースバックを行うタイプ
  3. 提携する不動産リースバック業者の代理販売という形で、リースバックを行うタイプ

の3パターンです。

上場企業などの大企業が自社で資金を用意して、リースバックを行うタイプ

上場企業などの大企業が不動産リースバックを行っています。

上場企業であれば、潤沢な資金を上場している株式市場の投資家から集めることができるため

不動産リースバックの申込に対して、自社で買い付けを行う
(自社が不動産オーナーになり、賃貸経営を行う)

ことを意味しています。

費用面の検証

上場企業は、中小企業と比較して、高コスト体質です。人件費も高ければ、立派なオフィスもあり、上場コストも支払っているからです。

  • 高コストの事業運営 = 事務手数料など諸費用が上がりやすい

ということになります。

また、上場企業の株主からのチェックも厳しいため

  • 下手な投資(利益率の低い投資)はできない

のです。

不動産リースバック業者になる = 自社が賃貸経営をする(不動産オーナーになる)

ということですから

  • 利回りの低い家賃設定はできない = 家賃が高くなりやすい
  • 貸し倒れ損失は出せない = 買取額が低くなりやすい(リスクヘッジを重視するため)

という構造になります。

つまり、

「買取額の高さ」:×
「家賃の安さ」:×
「事務手数料の安さ」:×

という状況になりやすいのです。

上場企業などの大企業が自社で資金を用意して、リースバックを行うタイプ = 利用者の金銭的メリットの小さい不動産リースバック業者

となってしまいます。ですから、不動産リースバック業者の選定では、優先順位は下がってしまうのです。

審査面の検証

自社が不動産オーナーになり、賃貸経営のリスクを負うことになるため

  • 審査が厳しい(少しでもリスクのある物件は買おうとしない)

ことを意味しています。

審査も厳しいというデメリットがあります。

不動産リースバックをする上でのメリット

  • 上場企業のサービスレベルの高さ
  • 上場企業だからこそ、リースバック業者が倒産して「買戻し」や「住み続ける」ことができなくなる可能性が低い

不動産リースバックをする上でのデメリット

  • 買取額が高くなりやすい
  • 諸費用が高くなりやすい
  • 家賃が高くなりやすい
  • 審査が厳しい

対象業者の中で優良な不動産リースバック業者を見極めるポイント

後発の不動産リースバック業者を選ぶべきです。

不動産リースバック業者は、まだまだ数が少なく、大手企業でも数社いかいません。

業界のパイオニアである不動産リースバック業者は、競合がいないときの「高い値付けのまま」になっているため、割高な傾向にあるのです。

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後発の不動産リースバック業者は、「後発」だからこそ、「先行」している業者よりも、価格メリットを出すことでシェアの拡大を狙うからです。

後発の不動産リースバック業者の方が、「買取額」「家賃」「事務手数料」「審査」の条件が良い可能性が高いのです。

おすすめの上場企業などの大企業の不動産リースバック業者

上場非上場※東証一部上場飯田グループホールディングスの子会社
対応エリア全国
実績分譲住宅販売戸数日本一の飯田グループホールディングス
査定スピード1日~3日
資金化までの日数最短2週間
査定・審査手数料0円
事務手数料-
査定額-
設定賃料(リース料)※定期借家契約の場合は、1年目家賃無料
年齢20歳以上
保証人不要
上場非上場※セゾングループ
対応エリア全国
実績-
査定スピード最短即日
資金化までの日数最短2週間
査定・審査手数料0円
事務手数料-
査定額-
設定賃料(リース料)-
年齢20歳以上
保証人原則不要

中小規模の不動産業者が投資家から資金を集めて、リースバックを行うタイプ

中小企業規模の不動産会社も、不動産リースバックを展開していることがあります。

しかし、中小企業規模の不動産会社の場合、自社で不動産を買い取る資金がありません。

中小規模の不動産業者の場合は、不動産投資家に資金を拠出してもらうことで、不動産リースバックをしているのです。

費用面の検証

中小規模の不動産リースバック業者は、人件費、家賃、広告宣伝費などが上場企業の比ではないぐらい安く抑えられます。

また、中小規模の不動産リースバック業者の場合は

  • 低コスト体質(諸費用が抑えられる)
  • 投資家からの不動産売買手数料が得られる(買取額を抑えられる)
  • 賃貸経営リスクは、不動産投資家が負うので、自社に投資リスクはない(買取額を抑えられる)
  • 資金を出す不動産投資の期待利回りは上場企業よりも低い(家賃が安くなる)

傾向にあります。

つまり、

「買取額の高さ」:
「家賃の安さ」:
「事務手数料の安さ」:

という状況になりやすいのです。

中小規模の不動産業者が投資家から資金を集めて、リースバックを行うタイプ = 利用者の金銭的メリットの大きい不動産リースバック業者

となるのです。

おすすめできるのは、このタイプの不動産リースバック業者です。

審査面の検証

前述した通りで、賃貸経営リスクを負うのは「中小規模の不動産リースバック業者」ではなく「不動産投資家」です。

不動産投資家は、数万人、数十万人単位で存在し、どういう視点で不動産投資を行うかも、千差万別です。一人でも、不動産投資家がその「物件の買取」「リースバックによる収益獲得」条件が合致すれば、不動産リースバックが成立するのです。

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当然、不動産リースバックの審査は甘い、審査は通りやすいということになります。

不動産リースバックをする上でのメリット

  • 買取額が安くなりやすい
  • 諸費用が安くなりやすい
  • 家賃が安くなりやすい
  • 審査が甘い

不動産リースバックをする上でのデメリット

  • 依頼した不動産リースバック業者ではなく、第三者の不動産投資家が不動産オーナーになる
  • 中小規模の不動産リースバック業者の倒産リスクが高く、倒産した場合に不動産オーナーである不動産投資家とのコミュニケーションが取りにくくなる

おすすめの中小規模の不動産リースバック業者

上場非上場
対応エリア北海道・東北・関東・中部
実績-
査定スピード最短即日~1週間
資金化までの日数1カ月以内
査定・審査手数料0円
事務手数料-
査定額-
設定賃料(リース料)-
年齢-
保証人-

提携する不動産リースバック業者の代理販売という形で、リースバックを行うタイプ

大企業の不動産リースバック業者と提携することで、不動産リースバックを提供している業者もあります。

例えば

センチュリー21/リースバック「売っても住めるんだワン!!」

当サイトは、株式会社センチュリー21・ジャパンが株式会社インテリックスと事業提携し、運営するものです。リースバックの買取業務はセンチュリー21加盟店が行います。

→ インテリックスの不動産リースバックの代理販売

昭和リース/新生MyWAY(マイウェイ)

新生銀行がファイナンスリース取引の媒介を行う形で、顧客に対する広告展開や勧誘、問合せの対応などを行います。リースバックの自宅物件の売買および賃貸借に関する仲介業務については、伊藤忠ハウジング株式会社(東京本社:東京都港区、代表取締役社長 藤田 敬司)が行います。

→ 新生銀行が資金を出す主体、伊藤忠ハウジングが仲介業・売買業を行う形での不動産リースバック

となります。

費用面の検証

資金を拠出する大元は、大企業が自社で資金を出すタイプの不動産リースバック業者ですので

「買取額の高さ」:×
「家賃の安さ」:×
「事務手数料の安さ」:×

というのは、変わりません。

もっと言うと、資金を拠出する大企業の不動産リースバック業者は、販売代理をしてもらう見返りとして「代理店報酬」「販売報酬」を支払うのですから、より高コストになりやすいのです。

「買取額の高さ」:××
「家賃の安さ」:××
「事務手数料の安さ」:××

もっと割高になりやすいのです。

当然、

提携する不動産リースバック業者の代理販売という形で、リースバックを行うタイプ = 利用者の金銭的メリットが極めて小さい不動産リースバック業者

となるのです。

審査面の検証

審査をするのは、資金を拠出する大企業が自社で資金を出すタイプの不動産リースバック業者です。

審査基準は、ほぼ同じですので「審査は厳しい」と考えられます。

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また、代理販売する業者に「代理店報酬」「販売報酬」を支払う分、より審査が厳しくなる可能性すらあるのです。

不動産リースバックをする上でのメリット

  • 上場企業のサービスレベルの高さ
  • 上場企業だからこそ、倒産して「買戻し」や「住み続ける」ことができなくなる可能性が低い

不動産リースバックをする上でのデメリット

  • 買取額が高くなりやすい
  • 諸費用が高くなりやすい
  • 家賃が高くなりやすい
  • 審査が厳しい

元不動産リースバック業者が教える、不動産リースバック業者の選び方

前述した通りで、おすすめ順としては

  1. 中小規模の不動産業者が投資家から資金を集めて、リースバックを行うタイプ
  2. 上場企業などの大企業が自社で資金を用意して、リースバックを行うタイプ
  3. 提携する不動産リースバック業者の代理販売という形で、リースバックを行うタイプ

という順番になります。

とはいえ、不動産リースバック業者ごとの事情や経営方針もあるため、一概に上記の順番になると言いきれるものではないのです。

金銭的メリットの大きい不動産リースバック業者を探す、もっとも簡単な方法は

できるだけ多くの不動産リースバック業者から「相見積もり」を取る

ということです。

  • 1社から「見積もり」を取って、一番金銭的メリットの大きい不動産リースバック業者を選ぶ
  • 5社から「見積もり」を取って、一番金銭的メリットの大きい不動産リースバック業者を選ぶ

というのでは

どちらが「金銭的メリットの大きい不動産リースバック業者」を見つけやすいのは、言うまでもありません。

「相見積もり」を取ることで

  • 買取額
  • リース料(家賃)
  • 事務手数料

が明確にわかるため、

「見積もり」を取る不動産リースバック業者が多ければ多いほど、一番金銭的メリットの大きい不動産リースバック業者が見つかる

ということになります。

たしかに、不動産リースバックを申し込んで見積もりを取るためには、様々な資料の提出が必要になり、「面倒くさい」と考える方もいるかと思いますが

  • 一回書類を集めれば、どの不動産リースバック業者も、ほぼ同じ書類で対応できる
  • 一生で一番大きな買い物である「持ち家」を売るのですから、多少の労力がかかっても好条件で売却すべき

と考えます。

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実際に複数の不動産リースバック業者から「相見積もり」を取ってみれば、不動産リースバック業者によって、ここまで「買取額」「リース料(家賃)」「事務手数料」に差が出てくるものなのか、と驚かれると思います。

まだまだ、不動産リースバックというのは、できて間もない市場ですから、相場が確立されておらず、不動産リースバック業者ごとの差が大きいのです。だからこそ、多少の手間がかかっても、できるだけ多くの不動産リースバック業者に「相見積もり」を取って、最も良い条件の不動産リースバック業者を見つけるべきなのです。

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