あなぶきのリースバックの条件|築10年以上・40㎡以上・RC/SRCと、賃貸借の3条件を公式情報で確認

あなぶきのリースバック、築10年以上という下限と書かれたアイキャッチ画像。40平方メートル以上・RC/SRC、普通賃貸借契約のタグと段階が上がる棒グラフ

あなぶきのリースバックは、東証スタンダード上場の穴吹興産グループが自ら買主になるマンション専門のリースバックです。戸建てを含めて幅広く扱う会社と違い、対象になる物件の条件がはっきり公開されています。しかも「築10年以上」という下限があり、新築・築浅のマンションは対象から外れます。ここでは公式サイトに掲載されている物件条件・賃貸借契約の条件・取引の流れを確認します。

公式サイトで確認できる条件

  • 物件条件は専有面積40㎡以上/築年数10年以上経過しているマンション/鉄筋コンクリート構造もしくは鉄骨鉄筋コンクリート造の3つ。その他条件により対応不可となる場合があると注記されています。
  • 賃貸借契約の条件は①保証会社に加入 ②火災保険に加入 ③契約時点で、ご入居される方の中に70歳未満の方が含まれることの3つ。
  • 契約形態は更新可能な「普通賃貸借契約」。定期借家契約とは異なると明記されています。
  • 最短2週間でまとまった資金を受け取れる、抵当権がない物件なら1週間程度で決済できる場合があるとされています。
  • 買主は穴吹興産または同社が指定するグループ会社。仲介ではなく直接買取です。

「築10年以上」という下限が効く

リースバックの物件条件というと、多くの会社では「事故物件は不可」「再建築不可は不可」といった除外条件が並びます。あなぶきの場合は違い、満たすべき条件が3つ、肯定形で示されています。

条件 公式サイトの記載 外れる可能性があるケース
広さ専有面積が40㎡以上ワンルーム、コンパクトタイプの住戸
築年数築年数が10年以上経過しているマンション新築・築浅。下限であって上限ではない
構造鉄筋コンクリート構造もしくは鉄骨鉄筋コンクリート造木造・軽量鉄骨の戸建て、低層の非RC物件

ここで珍しいのが築年数です。リースバックでは「築古だと買い取ってもらえない」と語られることが多いのに、あなぶきは逆に築10年未満を対象外にしています。築浅のマンションは市場で売ったほうが高く売れることが多く、リースバックの買取価格との差が開きやすいため、と説明できますが、理由は公式サイトには書かれていません。事実として、下限が設けられているという点だけを押さえてください。

あなぶきのリースバックの条件・対応エリアのページ。専有面積が40平方メートル以上、築年数が10年以上経過しているマンション、鉄筋コンクリート構造もしくは鉄骨鉄筋コンクリート造という3つの条件と、賃貸借契約における条件が表示されている
出典:あなぶきのリースバック「条件・対応エリア」。物件条件と賃貸借契約の条件が同じページにまとめられている。

賃貸借契約の条件に「70歳未満」が入っている

賃貸借契約の側にも3つの条件が置かれています。①保証会社に加入、②火災保険に加入、そして③契約時点で、ご入居される方の中に70歳未満の方が含まれることです。

3つめの条件は、高齢のご夫婦だけで住んでいる場合に効いてきます。「ご入居される方の中に」という書き方なので、同居する家族に70歳未満の方がいれば満たせます。逆に、70歳以上の方だけで入居する契約は、この条件を満たしません。老後資金の確保を目的にリースバックを検討している場合は、まずここを確認してください。

保証会社への加入と火災保険への加入は、通常の賃貸借契約でも求められることが多い条件です。売却して得た資金から、これらの費用が継続的に出ていく点は、手取りの計算に入れておく必要があります。家賃と買取価格の関係はリースバックの買取価格はどう決まるかで整理しています。

普通賃貸借契約であることの意味

あなぶきは4つの特徴の1つめに「長くお住まいできる普通賃貸借契約」を挙げ、「賃貸期間に制限のある『定期借家契約』とは異なり、更新可能な『普通賃貸借契約』でのリースバックとなります」と明記しています。

普通賃貸借契約

更新可能。貸主から終わらせるには正当の事由が要り、解約申入れから6か月かかる(借地借家法27条1項・28条)。

定期借家契約

期間満了で確定的に終了する。更新という概念がなく、再契約は当事者の合意次第。

ただし滞納は別

どちらの契約でも、家賃の滞納は債務不履行として扱われる。正当の事由は前提にならない。

契約形態の違いは「いつまで住めるか」に直結する。リースバックを比べるときの最重要項目のひとつ。

リースバックでは定期借家契約が使われることも多く、その場合は期間満了で退去を求められます。普通賃貸借契約であることは、住み続けたい人にとっては大きな違いです。契約形態ごとの違いはリースバックは何年住めるかで、滞納した場合の扱いは家賃を滞納するとどうなるかでまとめました。

査定から資金化までの5ステップ

STEP01 ご希望条件のご相談

面前・電話に加えてオンライン相談も可能と案内されている。

STEP02 机上査定

現地確認前の簡易査定。回答は電話・FAX・メール等から選べる。

STEP03 査定額の提示

詳細資料をもとに最終的な条件を提示。原則、室内の内覧が必要。

STEP04 売買契約締結

契約場所は同社の事務所または売主の自宅。

STEP05 所有権移転・賃貸借契約の締結

穴吹興産または指定のグループ会社が代金を支払い、所有権が移転。同時に賃貸借契約を結ぶ。

資金化までの目安

最短2週間。抵当権がない物件なら1週間程度で決済できる場合があるとされている。

公式サイトに掲載されている取引の流れ。所有権移転と賃貸借契約の締結は同じ段階で行われる。

「最短2週間」という数字は、直接買取だから成立する速さです。仲介では買主を探す期間が要りますが、あなぶきの場合は同社グループが買主になります。ただし抵当権が付いている物件では、ローンの完済と抹消の手続きが挟まります。住宅ローンが残っている場合の順番はリースバックと抵当権で確認してください。

あなぶきのリースバックのページ。所有するマンションに住んだまま売却できるリースバックの説明と、利用事例が並んでいる
出典:あなぶきのリースバック「リースバック」。教育費・事業資金・住み替え準備など5つの利用事例が掲載されている。

向く場合と、条件で外れる場合

向く

築10年以上・40㎡以上・RCまたはSRCのマンションに住んでいて、更新可能な契約で長く住み続けたい人。

条件で外れる

戸建て、木造、40㎡未満、築10年未満の物件。マンション専門であることが前提になっている。

要確認

入居者全員が70歳以上になる契約。賃貸借契約の条件に70歳未満の方が含まれることが挙げられている。

条件が公開されているぶん、当てはまるかどうかを問い合わせ前に自分で判定できる。

複数社を比べる場合は、同じ条件で見積もりを取ることが前提になります。比較の手順はリースバックの相見積もりにまとめました。以下は当サイトの商品データにもとづく詳細です。

あなぶきのリースバック

あなぶきのリースバックの概要

あなぶきのリースバックは、東証スタンダード上場企業穴吹興産株式会社が提供するマンションリースバックサービスです。穴吹興産株式会社は、分譲マンションの開発を中心に行う総合不動産会社で、香川県に本社を置く会社です。実績としては、マンション開発では、全国供給戸数ランキング8位(2021年6月30日現在)につける規模の大きい不動産会社です。

対応エリアは、東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・京都・香川・高知・徳島・愛媛・広島・岡山・福岡、その他関西圏と幅広く、本社が香川県にあるため、首都圏、関西、中四国に強い不動産リースバック業者と言えます。

あなぶきのリースバックの大きな特徴は「上場企業である安心感」「マンション開発実績が全国8位(2021年6月30日現在)の信頼性」「査定家賃が業界トップクラスの安さ」「首都圏、関西、中四国に強い」「普通賃貸借契約で賃貸期限がない」「70歳以上の方にセコムホームセキュリティ」「仲介手数料無料」「40㎡以上、築10年以上、RC造・SRC造のマンションが対象」などが挙げられます。

あなぶきのリースバックは、借主の権利が強い普通賃貸借契約が採用されているため、住み続けようとしたら、いつまでも延長することができます。また、審査に通りやすい、安い家賃の査定をしてくれる可能性が高いというメリットがあります。

東証スタンダード上場企業の安心感があり、安い家賃設定に定評があるマンションリースバック業者です。

あなぶきのリースバック商品概要

人気ランキング4位
不動産リースバック名 あなぶきのリースバック
 あなぶきのリースバック
会社名穴吹興産株式会社
本社所在地(都道府県)香川県
上場東証スタンダード上場
対応エリア東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・京都・香川・高知・徳島・愛媛・広島・岡山・福岡
実績全国供給戸数ランキング8位(2021年6月30日現在)
査定スピード最短1日での回答
資金化までの日数最短1週間
通常の賃貸借契約○普通賃貸借契約(更新可)
契約期間相談により対応可能
資金使途自由
事務手数料0円
査定額相場の成約相場価格の70%前後。※立地や築年数によって変動
設定賃料(リース料)-
年齢20歳以上
その他サービス・独自特典70歳以上の方
・セコムのホームセキュリティ

あなぶきのリースバックメリット

  • 東証スタンダード上場企業の安心感
  • マンション開発実績が全国8位(2021年6月30日現在)の信頼性
  • 査定家賃が業界トップクラスの安さ
  • 首都圏、関西、中四国に強い
  • 普通賃貸借契約で賃貸期限がない
  • 70歳以上の方にセコムホームセキュリティ
  • 仲介手数料無料

あなぶきのリースバックデメリット

  • 戸建の買取はできない
  • 40㎡以上、築10年以上、RC造・SRC造のマンションのみの対応
  • 全国対応ではない

あなぶきのリースバックおすすめポイント

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あなぶきのリースバックの最大のメリットは「査定家賃が業界トップクラスの安さ」という点です。

不動産リースバック業者の多くは

  • 家賃に対して、買取額が何年で回収できるのか?

という「期待利回り」で計算されています。

しかし、 あなぶきのリースバックでは

退去後のマンションをリフォームして、再販する

というビジネススキームがあるため、単純な利回り以外のメリットを見込めるのです。

その分、他社のリースバック業者よりも、安い家賃を提示できるため、家賃の安さに定評のあるリースバック業者として、相見積もりの結果、選ばれるケースが多いリースバック業者になっています。

リースバック後も安い家賃で長く住むことを重視したい方におすすめのリースバック業者です。

あなぶきのリースバックおすすめできないポイント

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あなぶきのリースバックのデメリットは

マンション専門のリースバック業者であり

  • 40㎡以上
  • 築10年以上
  • RC造・SRC造のマンション

という申込条件がある点です。戸建てや上記の条件外のマンションは対応できないので注意が必要です。

あなぶきのリースバックの家賃(リース料)設定

家賃(リース料)設定は開示されていませんが、同一マンション内や周辺賃貸マンションの家賃相場より安くなるような設定となっています。

査定額相場の成約相場価格の70%前後。※立地や築年数によって変動

あなぶきのリースバックの契約期間

契約方法は普通賃貸借契約です。自動更新となるため、退去を希望しない限りは住み続けることができます。

再購入できない期間–
通常の賃貸借契約○普通賃貸借契約(更新可)
契約期間相談により対応可能
住み続ける期間普通賃貸借契約は、延長自由
資金使途自由
売却後の選択肢継続
退去
買戻し(再購入)

あなぶきのリースバックの査定・資金化スピード

資金化までの日数は、開示されていません。審査・査定は、最短即日、遅くても3日以内に結果が出ます。

実績全国供給戸数ランキング8位(2021年6月30日現在)

あなぶきのリースバック審査

審査面の情報もありません。

年齢20歳以上
保証人不要
利用条件売却価格が住宅ローン残債を上回る
審査可能物件専有面積40㎡以上
築年数10年以上
RC造、もしくはSRC造
審査不可物件戸建て

あなぶきのリースバック手数料

手数料は、無料です。

設定賃料(リース料)–
年齢20歳以上
保証人不要
利用条件売却価格が住宅ローン残債を上回る
審査可能物件専有面積40㎡以上
築年数10年以上
RC造、もしくはSRC造

あなぶきのリースバックその他サービス

セコムホームセキュリティ

賃貸契約後、70歳以上の方は、セコムホームセキュリティが利用できます。

その他サービス・独自特典70歳以上の方
・セコムのホームセキュリティ

あなぶきのリースバックご利用までの流れ

公式サイトの「お取引の流れ・諸費用」には6段階が示されています。家賃保証会社の審査が独立した段階として入っているのがこの会社の特徴で、結果が出るまで1〜2日程度かかります。

  1. リースバック査定の提示・検討:売買金額と家賃が提示されます。これは机上査定で、普通借家契約を前提にした査定だと明記されています。家賃には駐車場・駐輪場・町内会費は含まれません。
  2. 面談・物件調査:査定内容と賃貸借契約の詳細について説明を受けます。固定資産税額の分かる書類、管理費・修繕積立金が確認できる書類、住宅ローン残高明細を用意します。駐車場や駐輪場をリースバック後も使えるかは、事前に管理会社へ確認しておくとよいと案内されています。
  3. 家賃保証審査:家賃保証会社へ保証の審査を申し込みます。結果は1〜2日程度。本人確認書類と、同世帯以外の緊急連絡先情報が必要です。
  4. リースバック条件の確定:査定内容に問題がなければ正式に依頼し、社内決裁へ進みます。
  5. 契約:売買契約の手続きを行います。印鑑と本人確認書類が必要です。
  6. 決済(賃貸借契約の開始):売買代金が支払われます。住宅ローンがある場合は一括返済します。買主となる穴吹興産または同社が指定するグループ会社と賃貸借契約を結び、賃貸開始となります。

公式ページには、リースバック取引に必要な諸費用も金額つきで掲示されています。売買関係は売買契約の印紙代が1万円〜2万円(売買金額によって変わる)、登記費用が3万円〜6万円(住宅ローンの有無等による)。賃貸関係は敷金が家賃2か月分(対応エリアによって異なる)、賃貸保証料が家賃1か月分(最大、利用する保証会社によって異なる)、火災保険料が2万円〜3万円です。これ以外の名目で穴吹興産または同社が指定するグループ会社が受け取る手数料等はないこと、諸費用の一部は売買代金から相殺すること、直接取引のため仲介手数料は0円であることも明記されています。出典は穴吹興産公式:お取引の流れ・諸費用です。

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